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スレート屋根のカバー工法とは?できる条件と費用相場を解説

スレート屋根のカバー工法の仕組みとできる条件、費用を示すタイトル

「スレート屋根が古くなってきたけど、カバー工法ってどんな工事?」

「うちの屋根にもカバー工法はできるの?」

「費用はどのくらいかかるのか知っておきたい」

このように考えたことはありませんか?

築20年を過ぎたスレート屋根は、色あせやひび割れが目立ちはじめます。塗装で済むのか、もっと大きな工事が必要なのか、迷ってしまう方も少なくありません。

結論からお伝えすると、スレート屋根のカバー工法は、下地が丈夫で、雨漏りの原因が残っていない屋根に向いている工事です。古い屋根を撤去しない分、葺き替えより費用と工期を抑えやすいのが大きな魅力です。

しかし、スレート屋根なら必ずできるわけではありません。

  • 雨漏りの原因が分かっていない屋根
  • 下地の傷みが深い屋根
  • すでにカバー工法をしている屋根

などは、カバー工法ができないため注意が必要です。

そこで今回は、スレート屋根のカバー工法の仕組みや、できる条件とできないケース、費用相場について詳しく解説します。

スレート屋根のカバー工法とは?下地で分かれる2つの工法

野地板の状態で分かれるカバー工法2つの屋根の層の違い

スレート屋根のカバー工法とは、古いスレートを撤去せずに、その上から新しい屋根を重ねるリフォームです。今の屋根の上に防水シートを敷き、軽い金属の屋根材を張って仕上げるため、「重ね葺き」と呼ばれることもあります。

そもそもスレートとは、セメントを薄い板状に固めた屋根材のことで、「化粧スレート」とも呼ばれます。軽くて費用も手ごろなため多くの戸建て住宅で使われていますが、年数がたつと色あせやひび割れが出てきます。

その傷んだスレートを、撤去せずに新しくできるのがカバー工法です。古い屋根をはがさない分、撤去や処分の費用がかからず、葺き替えより費用と工期を抑えやすくなります。

葺き替えとの違いを整理すると、次のとおりです。

比べる点カバー工法葺き替え
古い屋根残して上から重ねるすべて撤去する
撤去と処分の費用かからないかかる
下地の補修できる範囲が限られる下地から直せる
屋根の重さ少し重くなる軽い屋根材なら軽くなる

どちらが優れているというより、屋根の状態によって向いている工事が変わると考えるとよいでしょう。カバー工法は古い屋根を活かす分、下地に手を入れにくい工事だからです。

そこで大切になるのが、屋根の下地である「野地板」の状態です。野地板とは屋根材の下に張られている板のことで、屋根材や防水シートはこの板にビスや釘で留めて固定しています。

野地板の状態は、屋根の上と「小屋裏」の両方から確かめます。小屋裏とは屋根と天井の間にある空間のことで、点検口から入ると野地板の裏側や雨のしみを確認できます。

カバー工法は、この野地板の状態によって重ね方が変わります。

例えば、

  • 野地板が丈夫な場合
  • 野地板に軽い傷みがある場合

では、工事の内容が異なります。

ここでは、下地の状態で変わる2つの工法を紹介します。

関連記事:屋根のカバー工法とは?施工方法や向いている屋根、注意点を徹底解説

野地板が丈夫なら防水シートから重ねる

野地板が傷んでいなければ、今あるスレートの上に直接防水シートを敷き、その上に新しい金属屋根材を張って仕上げます。これがカバー工法の基本の工法です。

下地がしっかりしていれば、屋根材を留めるビスや釘がよく効きます。新しい屋根をそのまま固定できるので、下地を補強する必要はありません。

もちろん、下地が丈夫かどうかは見た目だけでは分かりません。工事の前に、屋根の上と小屋裏から野地板の状態を確認し、問題がなければこの工法で進めることになります。

工事は、おおむね次の流れで進みます。

例えば、

  • 足場の設置
  • 棟板金など出っ張った部材の取り外し
  • 防水シートの敷き込み
  • 新しい屋根材の取り付け
  • 棟や軒先の仕上げ

といった順番です。

足場は、職人が安全に作業するためだけのものではありません。まわりにネットを張ることで、材料やごみが近所に飛ぶのを防ぐ役割もあります。

棟板金とは、屋根のてっぺんにかぶせてある金属の部材のことです。カバー工法では新しい屋根材に合わせて棟板金も付け替え、あわせて湿気や熱を逃がす「換気棟」を取り付けることもあります。

防水シートは、軒先から棟に向かって、下から上へ少しずつ重ねて敷いていきます。上のシートが下のシートにかぶさることで、雨水が内側に入り込まない仕組みです。

このなかでも、仕上がりを大きく左右するのが防水シートです。防水シートは「ルーフィング」とも呼ばれ、屋根材のすき間から入った雨水を止める、いわば雨漏りを防ぐ最後の守りになります。

防水シートは種類によって耐用年数が違います。見積もりでどの製品を使うのかを確認しておくと、完成後も安心して暮らせます。

関連記事:カバー工法の防水シートに違いはある?ルーフィングの種類と特徴を解説

傷みが軽ければ板を張り足してから重ねる

野地板に軽い傷みがある場合は、構造用合板と呼ばれる丈夫な板を上から張り足してから重ねます。張り足した板で下地を補強し、屋根材をしっかり固定できる状態にするためです。

傷んだ板のままでは、ビスや釘が効きにくくなります。そのまま重ねてしまうと、強い風で屋根材がはがれるおそれがあるため注意が必要です。

合板を張り足したあとは、1つ目の工法と同じように防水シートと屋根材を重ねていきます。板を1枚足す分、屋根は少し厚く重くなりますが、下地がしっかりすることで新しい屋根材を長く安定して固定できます。

築年数がたった住宅では、張り足しが必要になるケースも少なくありません。合板の材料費と手間が増える分、費用は上がると考えておきましょう。

張り足しで済むかどうかは、傷みの範囲と深さで判断します。多くの場合は見積もりの段階で分かりますが、工事を始めてから傷みが見つかり、追加の補強が必要になるケースもあります。

「見積もりより高くなった」とならないよう、追加費用がかかる場合の扱いは契約の前に確認しておくことが大切です。見積もりに下地の補強が入っていない場合は、その理由も聞いておきましょう。

なお、傷みが深く、張り足しでは足りない場合は、カバー工法そのものができません。詳しくは次で説明します。

スレート屋根にカバー工法ができない3つのケース

雨漏りの原因が分からない場合などカバー工法ができない3つのケース

スレート屋根でも、次の3つに当てはまる場合はカバー工法ができません。

  • 雨漏りの原因が分かっていない
  • 下地の傷みが深く補強では足りない
  • すでに一度カバー工法をしている

どれも、重ねたあとに固定や防水がうまくいかない状態です。しかも、傷んだ部分を新しい屋根の下に閉じ込めてしまうことになります。

できない屋根に無理に重ねると、数年のうちに雨漏りやはがれが起きるおそれがあります。せっかく費用をかけた屋根を、もう一度工事し直すことにもなりかねません。

「スレート屋根ならカバー工法で安く直せる」と思っている方も多いですが、必ずできるわけではありません。まずは、自宅の屋根が次の項目に当てはまらないか確認してみてください。

例えば、

  • 天井や壁に雨のしみがある
  • 過去に雨漏りを修理したことがある
  • 点検で「屋根の下地が傷んでいる」と言われた
  • 築30年以上で一度も屋根の点検をしていない
  • 屋根の上にもう1枚屋根が重なっている

といった項目です。

1つでも当てはまる場合は、カバー工法だけでなく葺き替えも含めて検討する必要があります。反対に、どれにも当てはまらなければ、カバー工法ができる可能性は高いといえます。

特に、天井のしみや過去の雨漏りは、下地の傷みにつながっていることが多いサインです。自分では判断しにくい場合も、点検で写真を見せてもらえば状態を把握しやすくなります。

ただし、下地の傷みは外から見えないことも多いものです。最終的には、点検で屋根の上と小屋裏を見てもらい、どの工事が合うかを判断してもらいましょう。

では、それぞれのケースを詳しく見ていきましょう。

雨漏りの原因が分かっていない

雨漏りしている、または雨漏りしたことがある屋根は、原因と下地の状態が分かるまでカバー工法を決められません。雨水が入った跡がある屋根は、野地板やその下の木材が傷んでいる可能性が高いためです。

上から新しい屋根を重ねると、傷んだ部分は見えなくなります。原因が残ったままでは雨漏りが再発するおそれがあり、屋根が二重になっている分、原因を探す点検も難しくなってしまいます。

雨漏りのサインには、例えば、

  • 天井のしみ
  • 押し入れや壁の変色
  • 雨のあとのカビ臭さ

などがあります。

過去に雨漏りを修理した屋根でも、下地まで直したかどうかで判断が変わります。表面だけの補修で終わっている場合は、下地の状態を確認してから工事を決めることが大切です。

また、今も雨漏りが続いている場合は、まず原因を突き止めることが先です。雨漏りの原因は屋根だけとは限らず、外壁のひび割れや窓まわりのすき間から雨水が入っているケースもあります。

原因が分からないまま屋根を重ねても、雨漏りが止まるとは限りません。原因を調べるときは、屋根の上や小屋裏を目で見て確認するほか、水をかけて雨水が入る経路を確かめる方法も有効です。

調査の方法によって費用が変わるため、事前に確認しておきましょう。原因が屋根以外にあった場合は、その部分を補修したうえで、下地に問題がなければあらためてカバー工法を検討できることもあります。

関連記事:屋根の雨漏りはカバー工法で直せる?できる条件と判断基準を解説

下地の傷みが深く補強では足りない

野地板が広い範囲で腐っているときは、板を張り足してもカバー工法はできません。新しい板を留める土台そのものが弱く、重ねた屋根の重さや風の力を支えられないためです。

野地板の下には「垂木(たるき)」と呼ばれる木材があり、屋根全体を支えています。傷みがこの垂木まで進んでいると、表面だけを補強しても屋根は長持ちしません。

例えば、

  • 屋根の上を歩くと沈むように感じる
  • 軒先の板が黒ずんでぼろぼろになっている
  • 小屋裏から見て板が腐っている

といった状態は、傷みが深いサインです。

この場合は、古い屋根をすべて撤去し、下地から直す葺き替えが必要になります。下地の傷みは屋根の上からだけでは分かりにくいため、小屋裏からも確認してもらうとより正確に判断できます。

確かに、葺き替えはカバー工法より費用がかかります。しかし、下地から直すことで、屋根を長く安心して使えるようになります。

傷みが深い屋根に無理にカバー工法をすると、数年で再び工事が必要になることもあります。目先の費用だけで判断しないことが重要です。

すでに一度カバー工法をしている

カバー工法は、同じ屋根に1回しかできません。3枚目の屋根を重ねると固定や防水がうまくいかず、屋根も重くなりすぎるためです。

一度カバー工法をした屋根を次に直すときは、2枚分の屋根を撤去する葺き替えになります。撤去や処分の費用が増えるため、1枚だけの葺き替えより高くなる傾向があります。

「自宅の屋根がすでにカバー工法済みかどうか分からない」という方もいるでしょう。中古で購入した住宅などでは、スレートの上に金属屋根が重なっているケースも見られます。

屋根の端や軒先を見ると、屋根材が二重になっているかを確認できる場合があります。住宅を購入したときの書類や過去の工事の記録も手がかりになりますが、はっきりしないときは点検で確認してもらいましょう。

これから初めてカバー工法をする場合も、この点は知っておきたいところです。今回カバー工法を選ぶなら、次の改修は葺き替えになると考えておく必要があります。

そのため、あと何年この家に住むのかと合わせて考えると、後悔の少ない選び方ができます。例えば、この先30年以上住み続ける予定なら、今回は葺き替えを選ぶという考え方もあります。

反対に、次の改修までに住み替えを考えているなら、カバー工法で費用を抑える選び方も合理的です。

関連記事:カバー工法は20年以上持つ?耐用年数の目安と長持ちさせる5つのポイント

スレート屋根カバー工法の費用は?30坪の相場と実例

30坪前後の戸建てのカバー工法の総額と単価・足場代の目安

スレート屋根のカバー工法は、30坪前後の戸建てで総額90万〜210万円ほどが目安です。金額の幅が大きいのは、屋根の面積や形、選ぶ屋根材によって費用が大きく変わるためです。

例えば、

  • 屋根の面積
  • 屋根の形の複雑さ
  • 屋根材の種類
  • 下地補強の有無
  • 足場代

といった要素で費用が変わります。

ここで注意したいのが、「30坪」という広さの考え方です。30坪は家の床面積を指す場合がほとんどで、屋根の面積とは同じではありません。

屋根は軒の出や傾きの分だけ、床面積より広くなります。例えば、延床面積30坪(約99㎡)の家では、屋根の面積が120〜160㎡ほどになることがあります。

見積もりの金額を比べるときは、屋根の面積が何㎡で計算されているかを確認しましょう。面積は図面から計算する方法と実際に測る方法があり、出し方が違うと同じ家でも金額に差が出ます。

では、一般的な相場を見ていきましょう。

項目費用の目安
1㎡あたりの単価約5,000円〜13,000円
足場代約15万円〜30万円
総額(一般的な戸建て)約80万円〜250万円

総額の幅が広いのは、屋根の広さと条件が家ごとに違うためです。ざっくりとした目安を知りたい場合は、「屋根面積×1万円+足場代20万〜30万円」という計算方法もあります。

例えば、屋根面積が100㎡なら、100万円に足場代を足した金額が1つの目安になります。あくまで概算のため、実際の金額は見積もりで確認することが大切です。

屋根の面積ごとの目安は、次のとおりです。

屋根の広さ総額の目安
屋根面積50〜80㎡80万円〜180万円前後
屋根面積100㎡(建坪35坪)130万円〜180万円前後
屋根面積120〜160㎡(30坪)90万円〜210万円

このように、同じ30坪前後の家でも、屋根の形や面積の測り方によって総額は大きく変わります。金額だけを見て高い・安いを判断しないようにしましょう。

同じくらいの広さでも、業者や屋根材によって金額に差があります。また、谷や段差の多い複雑な形の屋根は、板金の加工や手間が増えるため、費用が15〜30%ほど上がることもあります。

例えば、

  • 屋根が4方向に傾いている寄棟屋根
  • 谷の部分がある屋根
  • 段差や出っ張りが多い屋根

などは、費用が高くなる傾向があります。

反対に、2方向に傾いた切妻屋根や、1方向だけに傾いた片流れ屋根は、費用を抑えやすい形です。

見積もりの内訳は、例えば次のような項目で構成されています。

内訳の項目単価の目安
足場1㎡あたり750円前後
防水シート1㎡あたり900円〜1,100円
屋根材1㎡あたり5,400円〜6,100円

これに棟や軒先の板金、廃材の運搬、諸経費などが加わります。見積書を受け取ったら、次の項目が書かれているかを確認しましょう。

  • 足場の面積と単価
  • 防水シートの製品名
  • 屋根材の商品名と面積
  • 棟や軒先などの板金部材
  • 下地補強の有無
  • 廃材の運搬費
  • 保証の年数

こうした項目が並んでいれば、金額が妥当かを比べやすくなります。反対に、すべてが「一式」でまとめられていると、ほかの業者の見積もりと比べることができません。

また、極端に安い見積もりにも注意が必要です。防水シートや棟などの材料を減らして、金額を下げている可能性があります。

「足場代を削れば安くなるのでは?」と考える方もいますが、足場代は削れない費用の1つです。『労働安全衛生規則』により、高さ2m以上の場所で作業するときは安全な足場を設けることが求められています。

それでも費用を少しでも抑えたい場合は、外壁塗装と同じ時期に工事する方法があります。屋根と外壁で足場を一度で済ませられるため、別々に工事するより足場代を抑えやすくなります。

さらに、下地の傷みが軽いうちに工事をすれば、補強の費用もかかりにくくなります。

なお、当社(官兵衛ルーフ)の公開料金は次のとおりです。

工事料金(税込)
カバー工法660,000円〜1,430,000円

実際の金額は、屋根の広さと状態を現地で確認してから決まります。相場はあくまで目安として考え、複数の見積もりを同じ項目で比べると違いが分かりやすくなります。

関連記事:屋根カバー工法の費用相場を徹底解説!30坪の内訳と見積書の見方

スレート屋根をカバー工法にするメリット

スレート屋根をカバー工法にする6つの主なメリット

スレート屋根をカバー工法にすると、費用と工期を抑えながら、住み心地も良くなります。古い屋根を撤去しないうえ、屋根が二重になって空気の層ができるためです。

主なメリットは、例えば、

  • 撤去や処分の費用がかからない
  • 葺き替えより工期が短くなりやすい
  • 住みながら工事を進められる
  • 雨音が小さくなる
  • 夏の暑さがやわらぎやすい
  • アスベストが飛び散るおそれを抑えられる

などです。

まず費用の面では、撤去や処分がない分、葺き替えより総額を抑えやすくなります。葺き替えでは古いスレートをはがして運び出し、処分する費用がかかりますが、カバー工法ならその分の費用と手間がかかりません。

工期も、撤去や処分の作業がない分、葺き替えより短くなりやすい工事です。足場を立てている期間が短ければ、そのぶん生活への影響も少なくなります。

また、屋根をはがさないので、工事中に家の中がむき出しになることもありません。古いスレートをはがす音やほこりも出ないため、近所への影響も抑えやすくなります。

工事中も普段どおりに生活しやすいのは、住みながら工事をしたい方にとって大きな利点です。

住み心地の面でも、うれしい変化があります。「金属屋根は雨音がうるさいのでは?」と心配されがちですが、カバー工法では古いスレートと新しい屋根材の間に層ができるため、音が伝わりにくくなります。

スレート屋根は、夏になると屋根裏に熱がこもりやすい屋根です。屋根が二重になることで外からの熱が伝わりにくくなり、特に2階の部屋の暑さが気になっている場合は変化を感じやすいでしょう。

断熱材が一体になった屋根材を選べば、夏の暑さや冬の寒さもやわらげやすくなります。

見た目の面でも、色あせやコケが目立っていた屋根が、新築のような外観に生まれ変わります。屋根の色を変えられるので、外壁との組み合わせを考えて選ぶ楽しみもあります。

さらに、古いスレートを割らずに閉じ込めるので、アスベストを含む屋根でも粉じんが舞いにくい工事です。アスベストについては、後ほど詳しく説明します。

関連記事:屋根のカバー工法は何日で終わる?工期の目安や生活への影響を解説

スレート屋根カバー工法のデメリット

カバー工法の5つのデメリットと注意点の一覧

メリットの多いカバー工法ですが、屋根が重くなる、下地を直接直せない、1回しかできない、といったデメリットもあります。古い屋根を残したまま、上に新しい屋根を重ねる工法だからです。

主なデメリットは、例えば、

  • 屋根が重くなり、耐震性にわずかに影響する
  • 野地板の状態を直接確認しにくい
  • 塗装より費用が高い
  • 次の改修は葺き替えになる
  • 使える屋根材が軽いものに限られる

などです。

まず重さについては、軽い金属屋根材を使えば増え方を小さく抑えられます。ただし、屋根が軽くなる葺き替えと比べると、建物への負担は増えます。

特に、1981年5月以前の古い耐震基準で建てられた住宅は注意が必要です。耐震性が気になる場合は、建物の築年数や構造と合わせて相談すると安心です。

次に、下地の状態は屋根をはがさないと直接見えません。工事中に下地の傷みが見つかっても補修できる範囲は限られるため、工事の前に小屋裏から確認してもらうことが大切です。

下地の状態に不安がある場合は、はじめから葺き替えを選んだ方が安心なこともあります。

費用の面では、塗装と比べると高くなります。ただし、塗装は7〜10年ごとに塗り直しが必要なため、長い目で見るとカバー工法の方が手間を減らせる場合もあります。

工事の費用は、その後に何年もつかと合わせて比べることが大切です。

また、屋根材は重い瓦を重ねることができず、ガルバリウム鋼板などの軽い金属屋根材から選ぶことになります。スレートや瓦の見た目が好きな方にとっては、デメリットに感じるかもしれません。

最近は色や形の種類が多い金属屋根材もあるため、見本を見ながら選ぶとよいでしょう。デメリットを知ったうえで、自宅の屋根の状態と照らし合わせて判断することが大切です。

関連記事:カバー工法は地震に弱い?施工前に知っておきたい耐震性の基礎知識

塗装や葺き替えとどう選ぶ?築年数と下地の状態で決める

下地の傷みと築年数で塗装・カバー工法・葺き替えを選ぶ流れ

スレート屋根の工事は、築年数と下地の状態で選ぶのが目安です。

例えば、

  • 築20年未満で下地が丈夫なら塗装
  • 築20年以上で下地が丈夫ならカバー工法
  • 雨漏りなどで下地まで傷んでいれば葺き替え

という考え方です。

このように分けるのは、それぞれの工事で直せる範囲が違うためです。塗装はスレートの表面を守る工事で、スレートそのものの劣化を止めることはできません。

塗装の目安は7〜10年ごとで、築20年を超えたころからカバー工法を検討する方が増えてきます。

スレート屋根の傷みは、例えば、

  • 色あせ
  • コケやカビ
  • ひび割れや欠け
  • 反りや浮き

といった症状で表れます。

色あせやコケが中心なら塗装で対応できることもありますが、割れや反りが目立つ場合は注意が必要です。表面を塗り直しても長持ちしにくいため、カバー工法か葺き替えを検討する時期といえます。

カバー工法は、下地が丈夫であることが前提です。一方の葺き替えは、古い屋根をすべて撤去して下地から直せるため、傷みが深い屋根にも対応できます。

工事向いている屋根
屋根塗装築20年未満で、ひび割れや反りが少ない屋根
カバー工法築20年以上で、下地が丈夫で雨漏りの原因が残っていない屋根
葺き替え雨漏りなどで下地が傷んでいる、すでにカバー工法をしている屋根

迷ったときは、まず雨漏りの原因が分かっているか、下地が傷んでいるかを確認します。当てはまる場合は葺き替えを中心に考え、当てはまらない場合は築年数とスレートの傷み具合を見ましょう。

あわせて、これから何年この家に住むのかも考えておきたいところです。長く住み続ける予定なら、下地から新しくできる葺き替えも候補になります。

スレートより軽い金属屋根に葺き替えれば、屋根が軽くなり、建物への負担も減らせます。反対に、あと10年ほどで建て替えや住み替えを考えているなら、費用を抑えられる工事を選ぶのも1つの方法です。

当社(官兵衛ルーフ)の公開料金は次のとおりです。

工事料金(税込)
屋根塗装550,000円〜1,650,000円
カバー工法660,000円〜1,430,000円
葺き替え660,000円〜1,430,000円

金額の幅は、屋根の広さや状態によって変わります。どの工事が合うかは、屋根の傷み具合を見てから判断するのが確実です。

関連記事:自宅のスレート屋根は寿命?修理が必要か見極める方法を解説

屋根カバー工法で失敗・後悔しないための業者選び

カバー工法の業者選びで確認したい5つのチェック項目

カバー工法で失敗や後悔を避けるには、業者選びが非常に重要です。屋根と小屋裏を見たうえで、内訳の分かる見積もりを出してくれる業者を選びましょう。

カバー工法の失敗は、下地を見ずに重ねるなど、完成後には見えない部分で起きやすいためです。見た目がきれいに仕上がっていても、数年後に不具合が出てくることがあります。

業者を選ぶときは、例えば、

  • 点検のときの写真を見せてくれる
  • 見積書に防水シートの製品名や面積、単価が書かれている
  • カバー工法ができないケースをはっきり伝えてくれる
  • 保証の内容を書面で示してくれる
  • スレート屋根の施工事例を公開している

といった点を確認しましょう。

特に、見積書が「屋根工事一式」だけの場合は注意が必要です。何にいくらかかるのかが分からないと、ほかの業者と比べることができません。

関連記事:屋根カバー工法の失敗例7選!原因と失敗を防ぐ確認点を徹底解説

点検のときには、業者に次のようなことを聞いてみるのもおすすめです。

例えば、

  • 下地の状態はどうだったか
  • カバー工法と葺き替えのどちらが向いているか
  • その理由は何か
  • 工事後の保証は何年か

といった質問です。

質問にていねいに答えてくれるかどうかも、業者を選ぶ大切な判断材料になります。

また、見積もりは複数の業者から取るのがおすすめです。同じ屋根でも、業者によって30万〜80万円ほど差が出ることがあります。

複数の見積もりを並べると、金額だけでなく、点検のていねいさや説明の分かりやすさも比べられます。

突然訪問してきて「屋根が壊れていますよ」と不安をあおる業者には注意が必要です。その場で契約せず、必ずほかの業者にも相談しましょう。

依頼先としては、金属屋根の工事に慣れた屋根の専門業者がおすすめです。カバー工法は、金属の屋根材を加工して取り付ける板金の技術が仕上がりを左右するためです。

業者を紹介するサイトを通すと、紹介の手数料が工事費に上乗せされることがあります。手数料は工事金額の10〜15%ほどになる場合もあるため、直接依頼できる業者と比べてみるとよいでしょう。

さらに、工事が終わったあとの点検があるかどうかも確認しておきたい点です。屋根は普段なかなか見られない場所だからこそ、定期的に状態を見てもらえると安心です。

近くに拠点がある業者なら、台風のあとなど、困ったときにも相談しやすくなります。

関連記事:カバー工法で後悔しないために!施工前に知っておきたい5つの注意点を解説

被せる屋根材の種類は?ガルバリウム鋼板が選ばれる理由

ガルバリウム鋼板などカバー工法で使う5種類の屋根材の特徴

カバー工法で被せる屋根材は軽い金属屋根が中心で、なかでもガルバリウム鋼板がよく選ばれています。軽くて建物への負担が小さく、さびにくいためです。

費用と耐久性のバランスが良いことも、選ばれる理由の1つです。

ガルバリウム鋼板とは、鉄の板にアルミと亜鉛を合わせたメッキをした金属の屋根材です。表面に塗装がされていて色の種類も豊富なため、住宅の屋根や外壁に広く使われています。

カバー工法で使われる主な屋根材は、例えば次のとおりです。

屋根材の種類特徴
ガルバリウム鋼板軽くてさびにくい。カバー工法で最もよく使われる
SGL鋼板ガルバリウム鋼板よりさらにさびにくく、海の近くに向く
断熱材一体型の金属屋根暑さや雨音をやわらげやすいが、初期費用は上がる
石粒付き金属屋根表面の石粒で雨音を抑え、見た目の高級感がある
アスファルトシングル軽く、費用を抑えやすいが、強風地域では固定の丁寧さが大切

SGL鋼板は、ガルバリウム鋼板のメッキにマグネシウムを加えて、さらにさびにくくした屋根材です。その分、価格はガルバリウム鋼板より高めになります。

ガルバリウム鋼板を使う場合の費用は、先ほど紹介した相場が目安です。断熱材一体型や石粒付きの屋根材を選ぶと、総額が上がる傾向があります。

なお、重い瓦は重ねることができないため、選択肢には入りません。

屋根材は、住んでいる地域や暑さ、雨音の気になり方に合わせて選ぶと失敗が少なくなります。例えば、海の近くでさびが心配ならSGL鋼板、2階の暑さや雨音が気になるなら断熱材一体型が向いています。

色については、濃い色ほど日差しの熱を吸収しやすい傾向があります。暑さが気になる場合は、明るめの色や、熱を反射しやすい塗装の屋根材を選ぶのも1つの方法です。

また、屋根材によってメーカーの保証の内容や年数も異なります。見積もりの段階で、屋根材の保証がどこまで付くのかを確認しておきましょう。

見た目や色の好みだけでなく、住まいの環境に合わせて選ぶことが大切です。迷ったときは、実物の見本やカタログを見せてもらいながら選ぶと、完成後のイメージとのずれを防げます。

関連記事:ガルバリウム鋼板のカバー工法を選ぶ価値はある?費用と耐用年数を比較

アスベストを含むスレート屋根もカバー工法にできる?

アスベストを含むスレートを閉じ込める利点と残る注意点

アスベストを含むスレート屋根も、カバー工法にできます。ただし、カバー工法をしてもアスベストが取り除かれるわけではありません。

カバー工法は、古いスレートを割らずに新しい屋根の下に閉じ込める工事です。そのため、アスベストが飛び散るおそれを抑えながら、屋根を新しくできます。

一方で、アスベストは屋根の中に残ったままになります。将来葺き替えをするときには、古いスレートを撤去して処分しなければなりません。

撤去するときは、アスベストが飛び散らないよう、決められた方法で作業する必要があります。そのため、アスベストを含まないスレートの撤去より、費用が高くなる傾向があります。

「うちの屋根にもアスベストが入っているの?」と気になる方もいるでしょう。住宅の屋根に使われる化粧スレートは、アスベストを含む製品を対象にした『労働安全衛生法施行令』の改正で、2004年に製造などが禁止されました。

その後、2006年の改正で規制がさらに強まっています。そのため、2006年より前に建てられた住宅のスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性があります。

ただし、実際に含まれているかどうかは見た目では分かりません。製品名を確認したり、調査をしたりして判断することになります。

また、屋根の工事をするときは、工事の前にアスベストの有無を調べることが義務づけられています。『大気汚染防止法』や『石綿障害予防規則』で定められているルールです。

調べ方や費用は屋根の状態によって変わるため、見積もりの段階で確認しておきましょう。

アスベストを含むスレート屋根も、割れたまま放置すると傷みが進みます。気になる場合は早めに点検を受けて、屋根に合った工事を選ぶことが大切です。

工場や倉庫の波形スレートは住宅と何が違う?

住宅の化粧スレートと工場・倉庫の波形スレートの違いの比較表

工場や倉庫の屋根に使われる波形スレートは、住宅の化粧スレートとは材料も工事の方法も違います。波形スレートは厚みがあり、鉄骨の骨組みに直接留める屋根だからです。

住宅のスレート屋根は、野地板の上に薄いスレートを並べて張っています。一方、工場や倉庫の波形スレートは波の形をした大きな板で、「母屋(もや)」と呼ばれる鉄骨の骨組みにボルトで留めています。

比べる点住宅の化粧スレート工場・倉庫の波形スレート
屋根の形薄い板を重ねて張る波の形をした厚い板
留め方野地板にビスや釘で留める鉄骨の骨組みにボルトで留める
カバー工法の主な利点撤去費を抑えられる操業を止めずに工事しやすい

工場や倉庫のカバー工法では、既存の屋根に金属屋根材を被せ、骨組みへ直接ビスで固定します。屋根の面積が広いため、住宅とは使う材料の量も工事の規模も大きく異なります。

建物を使いながら工事できることが、工場や倉庫にとっての大きな利点です。

このように仕組みが違うため、住宅向けの費用相場や工事の流れは、工場や倉庫にはそのまま当てはまりません。

カバー工法について調べていると、工場や倉庫の工事の情報が出てくることがあります。工場や倉庫向けのページには、断熱性の実験結果や操業を止めない工事の方法などが載っていることが多いです。

住宅の屋根を検討している場合は、戸建て住宅向けの情報かどうかを確かめてから読むようにしましょう。

補助金や火災保険はカバー工法に使える?

補助金と火災保険を使うときに確認したい条件の比較

補助金や火災保険が使えるかどうかは、お住まいの自治体の制度と、屋根が傷んだ原因によって変わります。補助金は自治体ごとに条件や受付の時期が違い、火災保険は自然災害による被害が対象になるためです。

「少しでも負担を減らしたい」と考えるのは当然のことです。補助金は、例えば、

  • 省エネにつながる改修
  • 耐震性を高める改修
  • 住宅のリフォーム全般

などを対象にした制度を、自治体ごとに設けている場合があります。

国の制度でも、断熱や省エネを目的にしたリフォームを支援するものが用意されることがあります。屋根のカバー工法が対象になるかどうかは、制度ごとの条件によって変わります。

補助金の内容は、年度ごとに変わることも少なくありません。お住まいの自治体のホームページで、「住宅リフォーム」「省エネ改修」などの制度を探してみましょう。

多くの場合、補助金は工事の前に申請が必要です。予算の上限に達すると受付が早めに終わることもあるため、工事を決める前に自治体へ確認しておくことが大切です。

火災保険は、台風や強風、雪などの自然災害で屋根が壊れた場合に使える可能性があります。例えば、強風で棟板金が飛ばされた、雪の重みで雨どいが曲がった、といった被害です。

被害の状態を写真で残しておくと、保険会社への説明がしやすくなります。一方で、年数がたって傷んだ経年劣化は対象になりません。

また、災害で壊れたのが屋根の一部だけの場合もあります。その修理をカバー工法で屋根全体に広げると、費用の一部が補償の対象外になることがあるため注意が必要です。

どこまで補償されるかは、保険会社に確認することが大切です。火災保険の請求には期限があり、多くの場合は被害を受けてから3年以内のため、台風のあとに屋根の不具合に気づいたら早めに連絡しておきましょう。

なお、「保険金を使えば無料で屋根を直せる」と勧誘する業者には注意が必要です。保険金が出るかどうかを決めるのは、業者ではなく保険会社です。

関連記事:カバー工法の費用は火災保険でどこまで補償される?対象条件を徹底解説

太陽光パネルが載っていてもカバー工法はできる?

太陽光パネルを外してカバー工法を行い付け直す3つの手順

太陽光パネルが載っている屋根でも、パネルを一度外して付け直せば、カバー工法ができる場合があります。新しい屋根材を張るには、パネルと架台をいったん取り外す必要があるためです。

この場合は、カバー工法の費用とは別に、パネルの取り外しと付け直しの費用がかかります。

工事の前に確認しておきたいのは、例えば、

  • パネルのメーカー保証が続くか
  • 工事中に発電が止まる期間
  • 新しい屋根材に合う取り付け金具があるか

といった点です。

パネルを付け直したあとは、配線や固定の状態も含めて確認が必要です。屋根と太陽光パネルの工事を別々の業者に頼む場合は、日程や作業の範囲を事前にすり合わせておきましょう。

また、パネルを載せたままの屋根は、パネルの下の状態を確かめにくいものです。取り外したときに、パネルの下のスレートや下地の傷みが見つかることもあります。

これから太陽光パネルを載せる予定がある場合も、屋根材選びと同時に相談しておくと安心です。カバー工法のあとに載せる場合は、屋根材に穴を開けずに取り付けられる金具もあります。

屋根材の種類と金具の組み合わせによって、取り付け方は変わります。パネルの種類や屋根の状態によってできるかどうかも変わるため、現地で確認してもらいましょう。

スレート屋根のカバー工法をDIYでしない方がよい理由

スレート屋根のカバー工法をDIYで行う4つの危険

スレート屋根のカバー工法は、DIYでは行わず業者に任せることを強くおすすめします。高い場所での作業で転落の危険が大きく、防水や固定を誤ると雨漏りの原因になるためです。

「自分でやれば費用を抑えられるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、カバー工法には、例えば、

  • 足場の設置
  • 下地の状態の見極め
  • 防水シートの重ね方
  • 棟や軒先の板金の加工

といった専門の知識と道具が必要な作業が含まれます。

一部でも手順を誤ると、見えない部分から雨水が入るおそれがあります。特に、棟や軒先、壁との取り合いは雨水が入りやすく、経験のある職人でないと仕上げるのが難しい場所です。

また、アスベストを含むスレートを切ったり割ったりすると、粉じんが飛び散るおそれもあります。

ホームセンターなどで金属の屋根材を買うことはできます。しかし、屋根の上での作業には足場や安全帯が必要で、慣れていない方には非常に危険な作業です。

万が一、施工の不備で雨漏りが起きると、結果的に修理の費用が高くつくこともあります。

小さなひび割れの補修など、軽い作業であっても屋根に上るのは危険です。スレートは薄い板のため上に乗ると割れてしまうことがあり、割れた部分から雨水が入ってかえって傷みを広げてしまうおそれもあります。

費用を抑えたい気持ちは当然ですが、安全と仕上がりを考えると業者への依頼が確実です。気になる症状を見つけたら、屋根に上らずに業者へ点検を頼みましょう。

まとめ

スレート屋根のカバー工法は、費用と工期を抑えながら屋根を新しくできる工事です。ただし、下地が丈夫で、雨漏りの原因が残っていない屋根であることが条件になります。

この記事のポイントを振り返ると、

  • 下地の状態によって、そのまま重ねるか、板を張り足してから重ねるかが変わる
  • 雨漏りの原因が分からない、下地の傷みが深い、すでにカバー済みの屋根はできない
  • 費用は30坪前後の戸建てで90万〜210万円ほどが目安
  • 築年数と下地の状態で、塗装や葺き替えと選び分ける
  • 同じ屋根に重ねられるのは1回だけで、次の改修は葺き替えになる

といった内容です。

自宅の屋根にカバー工法が向いているかどうかは、屋根の上と小屋裏を見ないと決まりません。まずは点検で下地の状態を確認し、自宅に合った工事を選ぶことが大切です。

費用だけで判断せず、あと何年住むのか、次の改修をどうするのかも合わせて考えましょう。屋根の状態を正しく知ることが、後悔しない工事選びの第一歩です。

自宅のスレート屋根にカバー工法ができるかどうかは、下地の状態を見てから判断します。

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